私が本物を見たのは、30年前に仕事で行ったロンドンの蚤の市です。
それは、イギリスで1880年代から1930年頃まで販売されたキャストアイアン製の貯金箱です。
人種問題がありますので、詳しい説明は致しませんが、当時からとても人気があり。
現在でもコレクターも多く大変高価な貯金箱です。初期の物は、ただコインを入れる一般的な物でしたが、
1910年から可動式となり、手に置いたコインが口に入る仕組みに改良されます。
その後、更に改良が加えられ目と耳が同時に可動し、手に置いたコインが口に入る様になりました。(右奥)
古い物は本当に高価でしたが、どうしても欲しくて店の人に尋ねると、。
1950~60年代に復刻された物ですが、どうですかと。
Starkie’s社の1920年代 PAT.No.32537の復刻版となります。
開いた目が、
耳をひねると。
目を閉じながら、手に置いたコインが口の中に入っていきます。
左腕の後ろにレバーが有り。
レバーを押すと、同様にコインが入ります。初期の復刻版は、親指をビス留めしているのがポイントです。
とても気に入っているのですが、、、
愛娘のおむつ代にしようかと。
サイズは、高さ:14.6cm 最大横幅:12.6cm 奥行き:14.4cmと小ぶりですが、
重さ2Kg弱の鉄製ですので、じっしりとした重量感です。
日本では、あまり知られておりませんのでご紹介を兼ねて販売したいと思います。
オンラインショップより、ご購入頂けます。
Masa Sculp 好きな方にも是非お勧めです。
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