ハミルトンと言えば、軍用のアーミーウォッチが有名ですが、。
熱狂的なファンに支えられ、エルビス・プレスリーが着用した事で現在も復刻されているベンチュラと言うモデルですが有名でもあります。
1957年に時計史上初の電池式腕時計として左右非対称なデザインで、当時とても衝撃的な時計でした。
ムーブメント500を搭載した黒文字盤の14Kイエローゴールドと白文字盤の14Kホワイトゴールドが販売されましたが、とても高価だった為、。
翌年の1958年より、本体を10KGFのイエローゴールド、ラグ部分を10KGFホワイトゴールドにして文字盤のインデックスもよりシンプルに改良したペーサーと言うモデルを発売致しました。
と言う事で、本日はこんな感じです。
アシンメトリーなデザインは、キャデラックのデザインを手掛けたリチャード・アービブに依頼。
アメリカが宇宙的なデザインに真剣に取り組み始めた初期のプロダクトです。
元々のムーブメントベースは既存の丸型の機械式ですが、裏ぶたも流れる様なデザインとなります。
とてもシンプルな岐路文字盤にコンビ・ケースが気に入っております。
ロカビリー風ではなく、オーストリッチの革ベルトを合わせて使用しております。
風防、ボディとも微妙なラウンドで、現在の復刻版とはまったく異なります。
まさしく、 パーマネント・デザインですね。