新規開店に合わせてのご依頼です。
1970年代の両面時計のモーター交換となります。
交換の為に、必要のない部品を取り除きます。モーター交換後の動作確認です。
仮にフレームに取り付けて、 両面を確認いたします。
スタートは、とても順調でしたが、、、。
完全に片側のみ遅れています。
針の重さやムーブメントの違いでトルクに問題がある可能性もありますが、。
片側は正常に動いています。
と言う事で、機械式のムーブメントの分解となります。
そして、原因解明となります。
ギアの歯の破損により、空回りが生じていました。
両面時計の片側が、壊れていた事で原因となります。
構造上必要のない部品やその他、 トルクに関係する邪魔な部品を取り外します。
念の為、分解掃除と給油を行いムーブメントを組み立ててモーターの取り付けです。
再度、フレームに取り付け動作確認となります。
苦労の甲斐もあり、問題無く順調に作動しております。ハワード・ミラー社製のネルソン・クロック用にモーター交換をしておりますので、今回は特例となります。