初めての試みですが、いつもの様に拘って、調べまくりです。
ピ二オンギア(モーター軸に直接着く小口径の歯車)の設計からの試作となります。
そのデーターより、CADに重要な数値をプログラムしてワイヤーカッターでの製作となります。
水中でカットしていきますので、見えませんが。
スペイサーも同様となります。
そして、試作のギアとスペイサーが完成致しました。
オリジナルの上に重ねても完璧です。
ギアは、特殊工具にて圧入たします。
ビンテージのムーブメントに取り付けます。
動作も問題ない様です。
3針(秒針、分針、時針)ともオリジナルのままで、50hz地域に対応となります。
オリジナルの機械式ムーブメントもまったく加工しておりませんので、再度オリジナルに付いていた60hz用モーターに戻す事も可能となります。
貴重なオリジナルの時計は、その事でその価値を維持する事が出来ます。
もう少し早く実現できていればと、、、。
また、60hz地域でヴィンテージのまま使用している場合でもモーターの寿命が有ります。
60hz用のモーターのご用意出来ますので、当時のオリジナルモーターが壊れた場合にも対応できるとか思いますのでお問い合わせ下さい。
歴史的にも貴重な時計となりますので、絶対に電池式のクォーツムーブメントには換えないで頂ければと考えております。
それ風のデザインだけの安易なレプリカや偽物ではない、本来のリプロダクトに興味が有る方は、こちらをご覧下さい。
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