Sunday 19 January 2020

オリジナルには絶対に不可欠な秒針の再生です。

約60年前の時計ですが、現在でもデザイン性やインテリアとしてとても人気のある時計で復刻版やそれ風の物が多数流通しております。

ですが、ハワードミラー社製、本物のネルソン・クロックをコレクションしている方は世界中にいると思います。

私も、その一人です。

交流モーター機械式でとても正確に時を刻みますが、
秒針の欠損が多く、私のコレクションでもない物があります。

と言う事で、本気でリプロダクトしてみます。

パーツは秒針の本体、軸とのマウントパーツだけですが、


セッティング用の治具や、
カシメ用の打ち金具もオリジナルで製作致しました。

秒針のカシメ裏は、オリジナル通りこの様な形状で4か所の窪みで押さえられます。


素材変更や試作を繰り返します。

試作塗装となります。

オリジナル通りサフェーサー等の下地塗装なしで、数回塗り重ねていきます。


勿論オリジナルは 年代により、塗装の色ブレがございます。
経年変化による黄ばみも考慮して、オリジナルでブレンドした赤の塗装となります。

完璧です!!!
リプロダクトですが、完璧、完全の仕上がりとなります。

予備も含めて多めに製作致しましたので、少量ですが販売予定です。
ご希望の方は、お問合せ下さい。

こんな物に拘って時間やお金を費やすのは、変態の私くらいでしょうか?!!

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