Wednesday, 28 September 2016

50Hz用のモーター交換ですが、。

新規開店に合わせてのご依頼です。
 
1970年代の両面時計のモーター交換となります。

 交換の為に、必要のない部品を取り除きます。
 モーター交換後の動作確認です。
仮にフレームに取り付けて、 両面を確認いたします。
スタートは、とても順調でしたが、、、。
 
完全に片側のみ遅れています。
 
針の重さやムーブメントの違いでトルクに問題がある可能性もありますが、。
片側は正常に動いています。
 
と言う事で、機械式のムーブメントの分解となります。


 そして、原因解明となります。
ギアの歯の破損により、空回りが生じていました。

両面時計の片側が、壊れていた事で原因となります。
構造上必要のない部品やその他、 トルクに関係する邪魔な部品を取り外します。
 
念の為、分解掃除と給油を行いムーブメントを組み立ててモーターの取り付けです。
 再度、フレームに取り付け動作確認となります。


苦労の甲斐もあり、問題無く順調に作動しております。

ハワード・ミラー社製のネルソン・クロック用にモーター交換をしておりますので、今回は特例となります。




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